月曜は


前日のデートで飲み過ぎて


二日酔いで動きたくなかったので



久しぶりにテレビで映画を観た。






『グラン・ブルー』




美しい海とイルカの映像が印象的な


余りに有名なイタリアと

フランスの合作映画。




ジャン・レノなどが出ているね。





この映画は私が若い頃に交際していた




外国人の彼がお気に入りの映画だった。





当時何度も一緒に観たのを思い出す。





それから28年ぶりぐらいだろうか。






今回は


マイヨールのたくましくシャープな


肉体が❤



メジロ君に少し被ったので見始め、

→大体そんなアホな理由(笑)





懐かしい気持ちで最初は観ていたけど





18、9歳で観ていた頃と





もうすぐ50歳手前の私が観るのとでは




同じ自分なのに解釈が全く違った。




男と女の

幸せの価値基準の差がすごい。




男が余りに幼いのだ。




有名な映画なので



ストーリーは割愛するけど





マイヨールの親友兼ライバルのエンゾは




コンテストの意地の張り合いが発端で




死に至るほどのダメージを体に受ける。




そして現実世界に帰ることよりも



海に魅せられて




息を引き取る前に



マイヨールに海底へ連れて行ってほしいと

懇願し、


その死後に連れて行ってもらう。





その際にマイヨールも瀕死になり



彼もそのまま幻想の中で逝きたかったのに




医師たちの手に寄って助けられ、



(無理矢理)この世に連れ戻されてしまう。





彼はこのとき既に一度死にかけ



幻想の海底の素晴らしさを体験し





その世界に

魅せられてしまっていた。






そしてあのラストシーンに繋がる。





若い頃はわからなかった。



なぜ愛する女性を残して


マイヨールは逝ってしまうのか。




彼の子供を身ごもって


幸せそうな彼女を残して。




でも



彼は一度蘇生はしたけれど



現実を見ていなかった。





そしてその時に



自分は海のなかでしか生きられないと


ハッキリと悟ったからだ。





愛する女性でさえも



彼を地上に留めておく理由にはならない。




幸せの基準がハナから違う。






そんな現実を見てない男と




現実を見据えてる女では




うまくいくはずもない。





でもマイヨールは


最初からそのような雰囲気を

漂わせているんだよ。




どこかいつも寂しげで



地に足がついてなくて



少年のような笑顔が魅力的なイケメン。




いつかなんの未練もなく



彼女から去ってしまいそうな雰囲気。

(それがまたマイヨール役の俳優が
上手いのよね❤)





それを女もある日なんとなく察知する。




女の願いは彼の子供を産み



一緒に暮らすことであり



追いかけて


関係を急ぎたくなるのはいつも女だ。



男はそこに幸せを見出だせない。



追われると逃げたくなる。



この辺りからスレ違っていく二人。





とても愛し合っているのに



お互いの愛の表現も

価値基準も異なる二人。




この縛られないところは

メジロ君に重なる。




ラストは



彼女に命綱を持たせて


自ら夜の海に潜って行くという



なんともせつないシーン。



愛する女性だからこそ


見届けて欲しい男と




愛する男性だからこそ


行かないで!


身ごもってるのよ!


と絶叫し懇願していた女も




最後は腹を決めて彼を逝かせる。




若い頃、

この後味の悪いラストシーンを



見たくもなかったし



ハッピーエンドを期待していた私は


ひどく落ち込んだ。




でも当時の外国人の彼は




良い映画だと言って何度も観てた。




男は男側の気持ちで観ていて


そんな自由な生き方にあこがれ




女は女の気持ちが分かるので



ものすごく同情して悲しかった。




でもね




女性は自由でどこか寂しげで


子供みたいな笑顔で無邪気で



風のようにつかめない男性だからこそ



惹かれて恋に落ちたんだよね。



そこも激しくこの歳で分かった(笑)






このグランブルー、



恋愛の儚さや美しさを描いてるので


観てない人は見るべし。



恋愛のヒントが沢山で参考になります。





マイヨール役の俳優さん




イケメンですごーく好みです❤