女45歳、常識外れの恋愛事情

一度きりの人生、自分の価値観で幸せになっても良いと思うアラフィフの恋愛と日常

カテゴリ: 映画




月曜は


前日のデートで飲み過ぎて


二日酔いで動きたくなかったので



久しぶりにテレビで映画を観た。






『グラン・ブルー』




美しい海とイルカの映像が印象的な


余りに有名なイタリアと

フランスの合作映画。




ジャン・レノなどが出ているね。





この映画は私が若い頃に交際していた




外国人の彼がお気に入りの映画だった。





当時何度も一緒に観たのを思い出す。





それから28年ぶりぐらいだろうか。






今回は


マイヨールのたくましくシャープな


肉体が❤



メジロ君に少し被ったので見始め、

→大体そんなアホな理由(笑)





懐かしい気持ちで最初は観ていたけど





18、9歳で観ていた頃と





もうすぐ50歳手前の私が観るのとでは




同じ自分なのに解釈が全く違った。




男と女の

幸せの価値基準の差がすごい。




男が余りに幼いのだ。




有名な映画なので



ストーリーは割愛するけど





マイヨールの親友兼ライバルのエンゾは




コンテストの意地の張り合いが発端で




死に至るほどのダメージを体に受ける。




そして現実世界に帰ることよりも



海に魅せられて




息を引き取る前に



マイヨールに海底へ連れて行ってほしいと

懇願し、


その死後に連れて行ってもらう。





その際にマイヨールも瀕死になり



彼もそのまま幻想の中で逝きたかったのに




医師たちの手に寄って助けられ、



(無理矢理)この世に連れ戻されてしまう。





彼はこのとき既に一度死にかけ



幻想の海底の素晴らしさを体験し





その世界に

魅せられてしまっていた。






そしてあのラストシーンに繋がる。





若い頃はわからなかった。



なぜ愛する女性を残して


マイヨールは逝ってしまうのか。




彼の子供を身ごもって


幸せそうな彼女を残して。




でも



彼は一度蘇生はしたけれど



現実を見ていなかった。





そしてその時に



自分は海のなかでしか生きられないと


ハッキリと悟ったからだ。





愛する女性でさえも



彼を地上に留めておく理由にはならない。




幸せの基準がハナから違う。






そんな現実を見てない男と




現実を見据えてる女では




うまくいくはずもない。





でもマイヨールは


最初からそのような雰囲気を

漂わせているんだよ。




どこかいつも寂しげで



地に足がついてなくて



少年のような笑顔が魅力的なイケメン。




いつかなんの未練もなく



彼女から去ってしまいそうな雰囲気。

(それがまたマイヨール役の俳優が
上手いのよね❤)





それを女もある日なんとなく察知する。




女の願いは彼の子供を産み



一緒に暮らすことであり



追いかけて


関係を急ぎたくなるのはいつも女だ。



男はそこに幸せを見出だせない。



追われると逃げたくなる。



この辺りからスレ違っていく二人。





とても愛し合っているのに



お互いの愛の表現も

価値基準も異なる二人。




この縛られないところは

メジロ君に重なる。




ラストは



彼女に命綱を持たせて


自ら夜の海に潜って行くという



なんともせつないシーン。



愛する女性だからこそ


見届けて欲しい男と




愛する男性だからこそ


行かないで!


身ごもってるのよ!


と絶叫し懇願していた女も




最後は腹を決めて彼を逝かせる。




若い頃、

この後味の悪いラストシーンを



見たくもなかったし



ハッピーエンドを期待していた私は


ひどく落ち込んだ。




でも当時の外国人の彼は




良い映画だと言って何度も観てた。




男は男側の気持ちで観ていて


そんな自由な生き方にあこがれ




女は女の気持ちが分かるので



ものすごく同情して悲しかった。




でもね




女性は自由でどこか寂しげで


子供みたいな笑顔で無邪気で



風のようにつかめない男性だからこそ



惹かれて恋に落ちたんだよね。



そこも激しくこの歳で分かった(笑)






このグランブルー、



恋愛の儚さや美しさを描いてるので


観てない人は見るべし。



恋愛のヒントが沢山で参考になります。





マイヨール役の俳優さん




イケメンですごーく好みです❤
















































『不滅の恋』という映画を

知ってる人いるかな。




その不滅の恋の話を詳しくあとに書きますが




もう20数年前の映画で





ベートーベンが




密かに愛していた人妻への




実際の恋文が


映画の主な骨格になっていて





人妻との道ならぬ恋、


叶わぬ恋という半実話の



ちょっと切ない美しい物語。





ベートーベンを演じるのは




個性派役者の

ゲーリー・オールドマン。




当時30代の男盛りで本当にカッコ良い。





私は学生の頃から




ベートーベンが好きで良く聴いていた。




20代前半に



この映画を観たあと




わざわざオーストリアへ


ベートーベンハウスと


彼のお墓を見に行ったぐらい。




その時はゲーリーのベートーベンを



思い浮かべながらお墓に行ったので



きゅん💜としたものです。




あ、ベートーベンの本当の肖像画は

頭から消去していた(笑)






特に好きな曲は『月光ソナタ』




今、タイムリーに

フィギュアスケートの宇野昌摩くんが


この月光を使ったフリーを演じてますね。


すごく素敵なプログラムで大好き。




他にも『悲壮ソナタ』、『田園』とか


好きな曲も沢山あるけど




この『月光』は初めて聴いた時から





しびれっぱなし。




ソナタなのに官能的ですらあって



叙情的で



聴いただけで





恋に落ちたような感覚になる。





ゲーリー・オールドマンも



私の大好きな役者です。




年を重ねた今でも渋くてカッコ良い。




あのヨレっとした感じとかも


たまらん(笑)




彼はmadを演じることが多くて



悪役やキレてる人の印象が強いと思うけど





彼の目を見てごらんよ(笑)




あれは悪人の目ではない。




子犬のようにちょっと寂しげな


なんとも可愛らしい目をしている。




実際の彼自身

とてもハートフルな人だと言われてるよね。





その大好きなゲーリー演じる


大好きなベートーベンの


道ならぬ恋のお話とくれば




私の大好きな映画になるのも

無理はない(笑)





その不滅の恋の台詞は



実際にベートーベンが書いた恋文が

ベースになっているので



その心情がモロに伝わり切ない。





その愛しい人妻と


密会をすることになっていた夜、




彼女の待つホテルへ向かう途中で



ベートーベンの乗った馬車が嵐のせいで


車輪が外れてしまい



結局はたどり着けなかったんだけど




当時はもちろんスマホも電話もないため



彼がたどり着けなかった理由を



そのホテルで待っていた人妻は


知るよしもなく



彼に裏切られ捨てられたと勘違いし




失意の中でホテルを一人で去る。



ベートーベンは人妻へ恋文をしたためるが




結局それは彼女の元へは届かず


戻ってくる。




二人はスレ違い、




お互いに捨てられたと思い込み



やがて愛するがゆえの憎悪へと発展していく。





またこの恋文がアツい。



こんなにベートーベンって



熱い人だったんだな。



だからこそあの官能的で情熱的な曲が



作れたのかもしれない。




本当に聴いただけで孕まされそうな




曲から情感やエロさを感じる。




その手紙はセリフになっているので



一部要約して抜粋しよう。


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私の天使,私のすべて。

今日は少しだけ書こう。あなたの鉛筆で。
明日にならなければ、私は宿に着けないのです。
なんという時間の無駄づかいだろう。

この深い悲しみはなぜなんだろう。
結ばれていたのなら、こんなに苦しまないのに。

私の心はいつもあなたと共にいる。
あなたと暮らせたらどんなに楽しいだろうか。


---------



ベッドに横たわって想うのはあなたのこと。

我が不滅の恋人よ。

ときに喜び、ときに哀しみ

我々を待つ運命について考える。


あなたと共に暮らせるのか、別れるのか。

私はもう寝ます。

愛しい人よ、安心して。

昨日も今日も涙と共にあなたを想い続ける。


私はあなたのすべて。さようなら。


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ベートーベンはホテルで待つ人妻に


何度も待っていてほしいと手紙に綴るが


それは届かない。




これは映画のセリフなので


かなり要約されているし



デフォルメもされていますが



実際のベートーベンの恋文はもっとアツい。




そして何通にも渡る。



この不滅の恋人が誰なのかは



200年経った今でも不明ではあるけど



おおよその人物像は上がっている。



映画では弟の嫁さん説になってるけど




実際に見当が付いている人物も



やはり人妻だ。




いつの世も道ならぬ恋は存在したんだね。




愛が憎しみに変わったあとも尚、




心の底では愛して愛してどうしようもない。




特に男(ベートーベン)の方は

ずっと引きずっている。




スマホも電話もない時代ならではの




ゆっくりとした残酷さは





儚くて美しい。





一度機会があればおすすめです。




絡み合うような

エロティックなシーンは全然ない分、



想像させられてゾクゾクする。




そして感情移入して切なくなりますが




恋愛で何か学ぶことがある。







しかしゲーリー・オールドマンは

良い男だ✨




ピアノも弾けるので



映画の中で殆ど吹き替えなし。



カッコ良いなぁ❤




月光を聴いていたら



20数年前に観た



この不滅の恋を思い出した。




改めてこの年齢の



この状況の私で



また観たくなったな。
































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